2000−2001 ローマダービー 5


上の写真だけを観てこれがサッカーの観客だ言い当てられる人はかなりの通です。どう見ても焼き肉屋の客の記念写真にしか見えないではありませんか。

おお、ベンチではエリクソン監督が(この頃はLazioの監督だったんですねえ)控えのシモーネ・インザギを呼んで何やら指示を出しています。
多分以下のような話をしていたと想像されます。

エリ 「せっかく珍しく出してやるんだから、期待に応えろよ。」

シモ 「任せてください。ガーンと決めてトッティの野郎に目にものをみせてやりまさあ。兄貴ばっかり目立たせるわけにもいかねえし。」(何故か江戸っ子調)


ついにちゃおちゃおの愛人の弟、シーモくんのご登場。クレスポと交代です。

本人もうれしいらしく元気に走り回ります。

「野に放たれた狼」と呼んであげたいところですが、何となく散歩中の犬が公園で紐をはずされて喜んで走り回る姿を想像してしまいます。

 

ちゃおちゃおが上のようなくだらないことを考えている間にも、試合は進みます。(当たり前か)
後半35分頃、Lazioに願ってもないチャンスが廻ってきます。
この試合であまりいいところのないLazioですがやっとコーナキックの機会を得ました。

そこでこの方、ミハイロヴィッチの出番です。さすがコーナーキックの大御所。貫禄十分にゆっくりと持ち場に向かいます。観客もすごい盛り上がり。

下はミハイロヴィッチのコーナーキックを待つゴール前の豪華な面々です。画像ではわからないのですが、写真ではみんな口を半開きにしてちょっとお間抜けな顔になっています。
人間は緊張が極度に達するとみんなこんな顔になるのでしょうか。

 


ミハくんがキックします。壁になっているのはトッティ王子。
しかしこのキックはあっさり外れてしまいました。

 
その直後、再びLazioに決定的チャンスが!

ゴール前に上がったボールにシモーネが思い切りスライディングして、ヘッドを合わせてきます。

惜しい!と言いたいところですが、写真で見るとずいぶん飛び込んだ位置がずれていますね。


でも結局これがLazioのラストチャンスでした。これ以後どちらもシュートチャンスのないまま試合終了!!

 
   

「ローマダービー 6」

   

「ローマダービー 4」