2000−2001 ローマダービー 4


後半が始まりました。「さあ、シェリーママの為にも頑張るぞ。」と思ったか思わないか、トッティも厳しい表情。

後半Romaはとても元気。愛するシェリーママのため、何とか得点しようとトッティは単身何度も中央突破をかけますが、Lazioのデフェンスもとても堅い。すぐに周りを固められてしまいます。
見ていて思ったのですが、トッティは転ぶとき手を前に突きだして、とてもセクシーに吹っ飛びます。客席まで、「Oh!!」という声が聞こえてきそうです。

転ばされたトッティに代わってバティストゥータがフリーキック、しかし球はゴールの上を越えてゆきます。写真で見るとバティは手足の動きが素晴らしく大きくて、とても見栄えがします。

Romaのコーナーキック。(球みえますか?)素晴らしいジャンプをしてキーパー ペルッツィと競うのはやはりバティ。うーん、絵になる。でもやっぱり点が入らない。それにしてもLazioの攻撃が少ないなあ。

・・・、とゴール前のゴタゴタで突然Romaが得点。(写真はないです)観ている方は何が何だかよく判らない。どうもLazioのディフェンダー・ネグロがクリアミスして自殺点を入れてしまったらしい。むちゃくちゃに喜ぶロマニスタたち。逆に静まりかえる白エプロンのラツィアーレたち。

突然目の前にロマニスタのおじさんが飛び出してきた。自前のものとおぼしきTシャツの表には「NAZZARENOでお前達をやっつけたぞ」(意味不明)
そして背中には「お前らに10点差をつけてやったぞ!」(この試合でRomaが勝つと勝ち点差でRomaとLazioが10点差になるのです。)
 
ひょっとするとまるでムダになってしまうかもしれないのに、この試合だけのためにちゃんと準備してある。ティフォーゾとはありがたいものです。
 

「ローマダービー 5」

   

「ローマダービー 3」