Mdina(イムディーナ)、Rabat(ラバト)


 
1522年、オスマントルコとの戦いに敗れロードス島を追われた騎士団が、流浪の旅を続けた末、カルロス5世からマルタを譲り受けたのが1530年。以後、聖ヨハ ネ騎士団はマルタ騎士団と呼ばれる。騎士団はまず、当時の首都イムディーナに 入城する。しかし、このイムディーナは首都がヴァレッタへ移ったことをきっか けに移住が始まり衰退、以後サイレント・シティとも呼ばれている。
   
・イムディーナのシティゲート

ここから団長フィリップ・ヴィリエ・ド・リラダンはじめ騎士の面々が入城。
サイレント・シティの名の通り、ひっそりとした街。目を瞑ると今にも馬のひづめの音が聞こえてきそう。

 

   

・リラダンの紋章

シティゲートを入ると4つの紋章が立てられている。団長の紋章を集めた絵はがきを参照したところ、イムディーナに入城してからヴァレッタに遷都するまでの団長の紋章のようだ。
そのうちのひとつ、フィリップ・ヴィリエ・ド・リラダンの紋章。

   
・イムディーナの大聖堂

13世紀に建設されたが、1693年の大地震により倒壊。ロレンツォ・ガファによって再建された。倒壊前の聖堂に用いられていた木製のドアなどが残る。

   

「スリーシティ(Vittoiosa(Birgu)、Senglea、Cospicua)」

   

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