トリニタ・ディ・モンティ教会 |
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ローマに来てスペイン広場の上にそびえるこの教会を見たことのない方はいないでしょうが、名前を知っていたり、ましてや入ったことのある方も少ないと思います。 ここは「丘の三位一体教会」と言う意味の名を持ち、1502年フランス王ルイ12世が建てさせたフランス人のための聖堂です。2本の塔を持つのはフランスゴシック様式で、フランス人がこの教会を見るととても懐かしさを感じるのだそうです。イタリア人から見るとエキゾチックな外観で、パリのノートルダムに似ていると言う人もいますが、みなさんはどう思われますか? |
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教会内部はこのようになっています。単身廊の小振りな教会です。表示はフランス語が最優先。 ちょうど夕方のミサの頃で、多くの人がいました。鉄柵より前は礼拝者以外は入れません。観光地のど真ん中にあっても別に観光優先ではないようです。 中にはミケランジェロの「最後の審判」の裸体像にせっせとフンドシを加筆したマニエリズムの画家の絵などがあるようですが、ミサを邪魔するのも悪いので長居はしませんでした。 今回の旅でこの教会の外観をゆっくり眺めましたが、確かにちょっとあか抜けているような、おフランスの雰囲気があるような気が・・・。 |
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教会前のテラスから見下ろすローマの夕景は本当に素敵です。 |
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